『顔のないヒトラーたち』がアカデミー賞外国語映画賞のドイツ代表に選出

2015.09.01

アレクサンダー・フェーリング主演のドイツ映画『顔のないヒトラーたち』（10/3日本公開）が、第88回アカデミー賞外国語映画賞のドイツ代表に選出された。

同作品は、ドイツの歴史認識を変えたといわれるアウシュヴィッツ裁判までの、若き検事の苦闘を描いた実話を基にした物語。公開された予告編では、ヒトラーやホロコーストが過去のものとして忘れ去られようとする時代と、忘れずに心に刻み付けられている元収容者の独白という胸を打つシーンが盛り込まれており、“アウシュヴィッツ”が決して消えることのない歴史的事実であると訴えかけてくる内容となっている。