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“映像化不可能”と言われた浅田次郎原作の『王妃の館』を豪華俳優陣を迎えて、橋本一監督が映画化!

2015.04.22

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水谷豊が『相棒』の杉下右京に続いて、新たな“右京”を演じることでも話題の映画『王妃の館』。原作者の浅田次郎自らが「映画化は不可能」と語っていた同名小説で、倒産寸前の旅行会社が企てたとんでもない計画を軸に、問題を抱えたツアー参加者たちの人間ドラマがユーモアたっぷりに描かれる。天才作家・北白川右京を演じる水谷をはじめ、個性豊かなツアー客を演じる意外なキャスト陣にもご注目! そして、監督を務めるのは『相棒』シリーズや映画『探偵はBARにいる』などの橋本一。4月25日(土)の公開を前に、橋本監督に映像化を実現させた本作への思いを聞いた。

『王妃の館』について、「この手のコメディ作品は初めて」と話す橋本監督。これまで、映画『新・仁義なき戦い』(03年)や『極道の妻たち 情炎』(05年)、テレビ「相棒」や「臨場」シリーズなどを手掛けてきただけに、「わりと血なまぐさい作品が多くて…(苦笑)。でも、『王妃の館』は誰一人傷つかないし、死にません」と、今回はパリを舞台にした上質なエンタテインメントを作り上げた。

原作において映像化が難しいと言われた、その理由の一つは登場人物であるツアー客が多いこと。そして、中心となる現代パートのほかに、17世紀のルイ王朝を舞台にした“劇中劇”が描かれる点だった。まずは、映画化する上でツアー客は原作の半分である10人に絞られた。一方、17世紀の風景はといえば、「歴史劇などの映画には出てくるわけだから、フランスに行けばそういう風景が見つかるのではという甘い考えがありました。でも、実際に行って見あたらないんですよ。やはり、その都度一から作り上げているんですね」と苦笑い。結果、山梨県に大規模なセットを作って撮影をしたという。

また、当初はフランス人俳優を使うことも考えたが、「外国人が演じていると、怒っているのか泣いているのか、そういう微妙な感情やニュアンスが伝わりにくい。観ている人も物語に気持ちが入らないだろうし、それなら日本人の俳優でいくのが一番だなと思ったんです。結果、その劇中劇というのは作家・北白川右京の頭の中の話なので、日本人が演じていても違和感がないだろうという結論になりました」。幸いにもキャスティングされたのは舞台で歴史ものを多数経験している石丸幹二や安田成美ら。なんの違和感もなく、衣装もカツラも見事にハマり、17世紀のパリが映像に映し出された。

そして、この映画の最大の見どころの一つが、ツアー客がめぐるパリのうっとりするほど優雅な風景。中でもヴェルサイユ宮殿での撮影は、日本映画では初めてのこと。「約2カ月前に、カット割りから、カメラポジション、機材の置き場所、俳優の動きなどを書いて提出しなければなりませんでした。そして審査が通って、いざ撮影するときには当然、大きな変更は許されない。でも、普段から観光客が一日に何万人も来る場所なので、そこは入ってはダメとか、それほど神経質でもなかったかなという印象でしたね」。

休館日を利用して一日のみの撮影が許されたヴェルサイユ宮殿をはじめ、ルーブル美術館やセーヌ川など、ゴージャスなパリの風景にうっとり浸れる『王妃の館』。まさに旅行気分が味わるとあって、ゴールデンウイークに観るならオススメです!

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