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ブライアン・ウィルソンをはじめJ・キューザック、P・ダノ、E・バンクスら豪華メンバーが登場。『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』USプレミアリポート

2015.06.09


ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの知られざる半生を、本人公認のもと初めて描いた映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』。6月5日の全米公開を前にした2日(米現地時間)、ハリウッドでUSプレミアが開催され、ブライアン・ウィルソン本人をはじめ、80年代以降のブライアンを演じたジョン・キューザック、60年代の若きブライアンを演じたポール・ダノ、彼に再び希望への光をもたらすことになるメリンダを演じたエリザベス・バンクスらが登場した。
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ブライアンは、キューザックとダノというアメリカを代表する新旧演技派俳優が自分を演じると最初に聞いた時のことを、「とてもいいアイディアで、僕たちはとてもいい判断をしたと思ったよ。監督の(ビル・)ポーラッド、そしてジョンとポールは天才だ」と語った。さらに、「僕自身も天才と呼ばれたことがあるけどね」とジョークを交えながらも、「僕たちはとても楽しんだよ。彼らに会えてとてもうれしかったよ」と振り返った。

80年代以降のブライアンを演じたキューザックは次のように語る。
「ブライアンの音楽はすごく有名で、伝説的で天才的な側面があったけど、私生活にはミステリーがあった。僕はその両方を表現しようと挑戦したんだ。今回の映画を通じて、ブライアンをより尊敬するようになった。この映画に関わったことは、すごく運命的な感じがした。『スマイル』の制作過程が僕に与えた影響は計り知れない。彼らは時を超えて素晴らしい音楽を発信し続けて、僕はそれを追いかけたんだ。ブライアンは本当に信じられないぐらい天才的なアーティストだよ」

バンドの絶頂期にあった60年代のブライアンを演じたダノは、「この役に取り組むことにヤバイぐらいに夢中になって楽しんだ。心を奪われたよ。この映画から得た一番大きなものは、ブライアンのスピリットだよ。多くの苦悩や痛みを経験しながらも、音楽を作ることを求め、人々を微笑ませ、癒やす助けになることを欲していた。実際に音楽を演奏できたことはラッキーだった。『ペット・サウンズ』を実際にレコーディングしたスタジオに行くことができ、ブライアンと一緒に演奏したミュージシャンもそこにいて、当時のスピリットを掴もうとした」とコメント。

また、傷ついたブライアンに再び光をもたらし、ブライアンの現在の妻であるメリンダを演じたエリザベスは、「ブライアンはビバリーヒルズで世捨て人だったというのがハリウッドの伝説で、彼に何があったのか知る人などいなかったの。でも、私たちはこの脚本を手に入れて、彼に何が起きていたのか教えてくれたのよ。この映画が終わる頃には、キャストとクルーの多くは、ブライアンとザ・ビーチ・ボーイズのヒットの裏側について新しい発見をしていたの」と語った。

監督・製作を務めたポーラッド氏は、作品について次のように振り返る。
「ザ・ビーチ・ボーイズの熱烈なファンとして育ったわけじゃない。でも、大人になってから『ペット・サウンズ』にはまったんだ。この映画で僕たちが伝えているすべてのストーリーを知っていたわけじゃなくて、僕にはたくさんの驚きがあった。多分、そのことがこの映画を作る上で大いに役に立ったんだ。世間には知られていないストーリーの背後にある、ブライアンの人生に触れられたことにすごく興奮を覚えたよ」
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同作品は現地時間5日にアメリカ484館というアートシアターとしては最大規模で公開。オープニング3日間の興行成績で約222万2000ドルを達成の見込みで、アートシアターでは全作品中1位と好発進。米大手映画批評サイトの「Rotten Tomatoes」では批評家の満足度87%(8日現在)と高い評価を獲得している。日本では8月1日より公開。

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