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三吉は「アメリカ公開に向けて、SNSで拡散お願いします」と可愛くお願い『ダンスウィズミー』ニューヨーク ジャパン・カッツ

2019.07.22

日時:日本時間 7月20日(土) AM8:00~ / 現地時間 7月19日(金)19:00~
ニューヨーク ジャパン・カッツ 開催期間:現地時間 7月19日(金)~7月28日(日)
場所:ジャパン・ソサエティ(JAPAN SOCIETY)
登壇者: 三吉彩花、矢口史靖監督

 

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世界各国から注目を集めている『ダンスウィズミー』が現地時間7/19(金)の夜、ミュージカルの本場NYで開催されるニューヨーク ジャパン・カッツのオープニング作品として上映された。1カ月も前にチケットは最速完売、高まる期待感から会場は上映前から大熱狂。260名収容の会場は本作を楽しみにしていたファミリーや20代~30代のカップルなどで満席となり、今や遅しと上映を待ちわびていると、矢口監督と主演の三吉彩花が、上映前挨拶としてNYの観衆の前に登場!興奮気味の盛大な歓声と拍手で迎えられ、まずは矢口監督から「この映画の監督をしました矢口史靖です。普通の人が急に歌ったり踊り出したりするミュージカルって、おかしくない?そんな人、もし本当にいたら、僕からみたら病気です」と英語でミュージカル映画のなぜ?をNYの観客に対して投げかけると早速会場からは笑いが起こり、続けて「この映画はそんなミュージカル映画のなぜ?と思うことをテーマに作りました。NYのみなさんも楽しんでください」、とユーモアたっぷりにスピーチを続け、観衆から大爆笑を誘った。

 
三吉は現在勉強中という英語で「三吉彩花です。今日は映画を観にお越しくださり、ありがとうございます。この映画はとても楽しいミュージカルコメディ映画になっています。歌ったり、踊ったり、驚きもいっぱいあります。とってもハッピーになれる作品になっていると思います、是非最後まで楽しんでいってください」とニューヨークの観客への感謝の気持ちを語った。

 
上映後再びステージ上に登場した2人。まず本作を制作した意図を聞かれた矢口監督は「小さい頃からミュージカル映画を観ていましたが、好きになったり嫌いになったりを繰り返しており、エンターテイメントに思いっきり入り込むことができない日本人の一人で、ミュージカル映画が少し恥ずかし思え、抵抗がありました。さっきまで普通にしていた人が急に歌い出すってやっぱりおかしいじゃないか、そしてそういう人が現実にもしいたら、不審者ではないかな?と僕は思っていました。でもいままでミュージカル映画でそんな不審者扱いされる人はいませんでした。それなら僕がミュージカルをすればするほど、不審者扱いされるという映画を作りたいな、と思いました」と思いを語り、どんなミュージカル映画を観ておかしいなと思ったのですかと聞かれると「『ウェストサイドストーリー』とか『サウンドオブミュージック』とか『ラ・ラ・ランド』でいえば、最初の高速道路のシーンですね。あのシーンを観ると警察が本当にあの人達を捕まえるの大変そうだなと思います」と会場を笑わせた。

 
続いてダンスや歌など大変な役だったと思いますがと聞かれた三吉は「今回はオーディションで矢口監督に選んでいただいたんですが、普通の東京に暮らしているOLにも見えて、尚且つミュージカルシーンも華やかに見せなくちゃいけないなど色々必要事項があったので、監督とたくさん相談しながら役を作っていきました。ダンスと歌に関しては、撮影が始まる2か月前くらいから基礎から練習を始めまして、ちょうど1年前の夏だったのですごく暑かったですし、初めてのいろんな歌とダンスに挑戦しなくてはいけなかったため、精神的にも体力的にも練習期間が一番ハードで、クランクイン前に入院してました」と話すと会場からは感心の声が起こり、三吉は「でもおかげでメンタルも体力もすごく鍛えられたので、監督やスタッフの方、キャストの方と、あの夏を過ごせたのは、私の今後の女優人生において宝物になりました。それにテーブルクロス引きもできるようになりました!テーブルクロス引きのお仕事があったら呼んでください」と笑いを交え、当時を振り返った。

 
社会を風刺している映画が多いですねと言われた矢口監督は少し悩みつつ、「僕はスマートフォンを持っていませんし、どうせ使えないと思っているので持っていません。主人公静香に社会批判をさせようとは思っていません。ただあの年代で東京で働いているとしたら、静香というキャラクターはトップクラスの稼ぎをしていて幸せな生活をしている人です。でも静香はその生活に実は満足しておらず、本当に自分のしたいことを催眠術をきっかけに、ちょっと太った相棒と共に探しに行き、発見させてあげたかったのです」と静香への思いを語った。
会場からアメリカでの公開は?と聞かれた矢口監督は「是非してほしいです。今日観てくださった方々が映画の面白さを証明して頂ければ、公開に一歩でも二歩でも近づくと思います」と語ると三吉も加勢し、「是非SNSで発信してください」とお願いした。

 
また撮影中に起こった面白いことについて聞かれた矢口監督は、「三吉さんと共に旅をする太った女の子が劇中にいます。その子は芸人で、演技もほとんど未経験でした。ただ存在感はとてもチャーミングで面白かったので、この役に抜擢しました。カメラの前でも全く緊張せず、自分の普段のままできることが彼女の良さでしたが、困ったことに玉ねぎを丸かじりするシーンでは、普段の彼女のままではできないことでした。なので撮影現場に本物の催眠術師を呼び、彼女に玉ねぎがおいしいリンゴに思う催眠術を掛けました。すると本当においしいと言って、思い切り食べてました」と撮影中のエピソードを披露すると、会場は大爆笑!その様子に三吉は「これ以上、面白いこと言えない…」と困り顔だったが「私の上司の役で村上さんという人が登場するのですが、彼が話終わると小鼻をきゅっと上げ独特な笑顔のシーンがあるのですが、監督が実際こんな感じでやってほしいです、と演じるとすごくかっこよくて、スタッフさんとマンガから出てきたみたいにかっこいいと盛り上がって言っていたんです」というと、矢口監督も照れた表情で「ありがと!」と相槌。続けて「それをみた村上さん役の俳優さんもそれを真似て、ずっと『ありがと』ってやっていたのですが、彼はすごく真剣に演じてはいたのですが、だんだんネタみたいになってきまして、これは笑いを取りにいっているのでは?という現場の雰囲気になってきまして、実際トロントや上海の映画祭でもカッコいいと言う反応より、これは笑わせにいきているという反応のお客さんが多く、今日もそういう反応だったので、嬉しかったです」と笑わせた。

 
色々なところで上映してきましたが、反応はどうですか?と聞かれた矢口監督は、「同じパートで笑いますけど、こちらのほうがダイナマイトでした。上海映画祭では、中国の観光客のシーンが一番盛り上がっていました」と話し、三吉はミュージカル映画に対する反応の違いと感じるかという質問に対し、「私自身はミュージカル映画に違和感はなく、普通に好きだったんです。日本でジャパンプレミアを行って、日本のみなさんにはじめて観て頂いたのですが、お客さんも楽しんでみてくださっていました。ただ日本で上映されるミュージカル映画は海外からの入ってきているものが多いので、周りを気にせず映画館で大きく笑ったりだとか、一緒に歌ったりするのは、日本だとまだ少しハードルが高いのかなと思います。なので、この映画をきっかけにどんどん歌って踊って映画館でも楽しんでもらえる映画にしたいなと思っています」と思いを語った。
最後に矢口監督は「日本の公開はまだ1カ月先です。ですのでここでお客さんがどれだけ反応してくれるかっていうのは、日本の公開に向けてのテストと思っている部分もあって、実際確認したくて、後ろでこっそり反応をみていました。みなさんの反応をみて、日本でも絶対ヒットするという自信を持てました、ありがとうございました!」とミュージカルが盛んなニューヨークで受け入れられたことの手応えを語り、三吉は、「私も皆さんの反応をみれて安心しました。これを日本に持って帰って、これが日本発のミュージカルコメディ映画だって、自信をもってアピールしていきます。そしてアメリカでも公開できるように是非、みなさんSNSでの拡散よろしくお願いします」とお願いをすると、会場からは割れんばかりの拍手が送られた。

 

北米での上映の直後、7/21(日)にはカナダのモントリオールでのファンタジア国際映画祭での上映も!日本の公開に先駆け、異例なことに世界中からリメイクと海外公開のオファーがも殺到するなど、海外での盛り上がりが留まることをしらない「ダンスウィズミー」。矢口監督が構想16年、ずっと温めてきた意欲作の「ダンスウィズミー」。完全オリジナルで、いまだかつてない視点のコメディ・ミュージカルが、世界でのミュージカル映画の歴史を変えてしまうかもしれない!

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