分かちがたい魂の帰る場所
1969年のパリ。シングルマザーのジャクリーヌは、ダウン症の息子ローランに深い愛情を注いでいた。ある日、普通学校に通うローランのクラスにダウン症の少女ヴェラが転入してくる。たちまち惹かれあった2人は片時も離れようとしなくなる。現代のモントリオール。40歳のアントワーヌは恋人ローズと情熱的に愛し合っている。一方、離婚の傷が癒えない前妻キャロルは、頻繁に夢に出てくる少年の存在に悩まされていた。
人は出会いと別れをくり返して生きて行く。そこには悲劇もあれば、許しの時ある。アカデミー賞三冠に輝く『ダラス・バイヤーズ・クラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督が、故郷ケベックと時空を越えたパリを舞台に描く愛の物語。二つの世界をつなぐのはマシュー・ハーバートの名曲「カフェ・ド・フロール」だ。たったひとりで息子を守りぬこうとするジャクリーヌを熱演するのは、『ジゴロ・イン・ニューヨーク』への出演も記憶に新しいヴァネッサ・パラディ。アントワーヌを演じるのはこれが俳優デビューとなるミュージシャンのケヴィン・パラン。運命の恋人ローズを演じるのは『トム・アット・ザ・ファーム』のエヴリーヌ・ブロシュ。
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