ジョン・レノンの名曲と名優の演技が感動を
スターとしての絶頂期はとうに過ぎているが、懐かしの名曲さえ歌っていれば観客は満足。ダニー・コリンズはそんな仕事に飽き飽きしながらも、この生活を捨て去る事ができなかった。そんな中、ジョン・レノンが彼に宛てた手紙をプレゼントされる。それはデビュー当時、ダニーのインタビュー記事を読んだジョンが、ダニーを励ますために送ったものだった。それを読んだダニーは今の生活を捨てて、人生をやり直す事を決意する。
アル・パチーノ演じるダニー・コリンズもこの映画もフィクションだが、話のきっかけはある実話を基にしている。あるイギリスのフォークシンガーがデビューまもない1971年に音楽雑誌で受けたインビューを読んだジョン・レノンが、彼を励まそうと手紙を送った。しかしその手紙は彼の手元に届かず、長い年月を経て収集家のもとへ渡り、そのシンガーがその手紙の存在を知ったのは2005年のことだった。「もし、その手紙が届いていたら人生は別のものになっていたかもしれない」、そんな想像からこの物語が生まれた。名優アル・パチーノが、人生をやり直そうとする往年のロックスターをいぶし銀の味わいで演じているほか、ベテラン俳優が脇を固めている。また、映画を彩るジョン・レノンの名曲も、ストーリーにマッチしていて、効果的だ。
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