男性器の魅力に取りつかれた者たちの狂想曲
アイスランドの港町フーサヴィークにある世界で唯一の“ペニス博物館”。男性器の魅力に取りつかれた館主が、40年間にわたり収集した、哺乳類の標本が展示されている。そんな彼が死ぬ前に叶えたい夢、それはヒトのペニスを展示する事。候補者はアイスランドの300人と関係を持ったという元プレイボーイの名士。もう1人アメリカ代表は、自らのペニスを“エルモ”と呼ぶ中年カウボーイ。果たしてどちらのペニスが採用されるのか。
アイスランドに実在する世界唯一のペニス博物館を題材にしたドキュメンタリー。ペニスが好きで好きでしょうがないというアイスランド人のシッギさんが、ペニス収集に情熱を捧げる姿を追っかける。その正真正銘のコレクターぶりは驚嘆の一言。彼の博物館にはそれこそ無数のペニスが展示してあって、ネズミからマッコウクジラまで大小さまざま。そんなコレクションを完璧なものにするためにと、人間のペニスを手に入れようとするイカれっぷりが面白い。アイスランドとアメリカ、はたしてどちらのペニスが世界一なのか。登場人物たちが、こんなアホらしい事に極めてマジメに取り組んでいるところが微笑ましい。つまるところ、これもまた情熱と浪漫だ。
現在「最後の1本〜ペニス博物館の珍コレクション〜」の2月21日の上映スケジュール情報が確認できません。
地域または、版(通常、日本語吹替、3D、3D日本語吹替)を切り替えて検索しなおしてください。
(c)2019 Liberra Inc. All rights reserved.