125年の時を経て、今明かされる真実の物語
1890年9月、オスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦「エルトゥールル号」は帰国の途中、和歌山県樫野崎沖で台風に遭遇し、船が大破して沈没。乗組員600名以上が嵐の海に投げ出された。500名を超える犠牲者が出る中、地元住民たちの献身的な救助活動によって69名の命が救われた。これをきっかけに日本とトルコが友情で結ばれることになる。その後、1985年。イラン・イラク戦争が勃発し、サダム・フセインがイラン上空を飛行する航空機に対して無差別攻撃の開始を宣言。各国が自国民を脱出させる中、テヘランに日本人215名が取り残されてしまう。なすすべもなく、攻撃までのタイムリミットが迫る。日本大使館では多くの人命がかかる緊迫した事態を打開するため、官民一体となってトルコへ日本人救出を依頼する。
現代に至るまで日本とトルコの友好関係の源泉となっているエルトゥールル号海難事故と、テヘランからの在留邦人脱出救出を題材に、日本とトルコの合作で映画化した人間ドラマ。「エルトゥールル号編」には、内野聖陽が海難事故に遭遇した医師・田村役で主演。グローバルな視点も持つ、豪胆で心優しい明治の日本人を体当たりで演じている。「テヘラン救出編」には、には永島敏行、宅間孝行らが出演するなど、国際色豊かで芸達者なキャストが顔を揃えている。監督は『利休にたずねよ』でモントリオール世界映画祭最優秀芸術貢献賞を受賞した田中光敏。(作品資料より)
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