14年前の夏に経験した、忘れられない恋
高校2年生の晢夫はケンカで傷を負い市内の病院に入院している。暇を持て余す哲夫だったが、偶然同じ病院に入院している舞子に出会う。舞子は生まれながらの難病を患っており、その影響で声を出すことが出来ず耳も聞こえない。最初は戸惑っていた哲夫だが、舞子の持っていた音声補助装置やメモ帳を使い、文字を交わすことで心を通わせていく。お互いに淡い恋心を抱き始めた哲夫と舞子。退院後も毎日会いに来ると約束した哲夫は、その言葉通り舞子の入院している病院に退院後も通うようになる。一方、哲夫に思いを寄せる幼馴染のユカは、そんな2人の関係をよく思っておらず、ひどい言葉で舞子を深く傷つけてしまう。落ち込む舞子だったが背中を押してくれたのは、2人の交際に反対していた舞子の母・喜代美だった。そんな中、誕生日に外出を許された舞子は哲夫に行きたい場所があることを告げる。舞子を喜ばせようと息巻く哲夫だが、徐々に舞子に病魔の影が迫っていて……。
17歳の高校生・哲夫の、難病を抱えた少女とのひと夏の出会いから別れまでを描いた“過去”と、喪失感から立ち直れず心に傷を負ったまま生きている14年後の哲夫が、思い出と向き合いながら再生へと向かうための“現在”の2つの時間軸を交錯させて送る珠玉のラブストーリー。主人公の哲夫を演じるのは、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」でヒロインの弟を演じ、本作が映画初主演となる葉山奨之。ヒロインの舞子を演じるのは、映画『ヤクザガール』で若干11歳ながら主演を務め、その演技力が高く評価された荒川ちか。監督は、短編映画『後ろむきの青』で第4回知多半島映画祭準グランプリを獲得するなど、各地の映画祭で受賞を重ねる神村友征。本作が長編初監督作品となる。(作品資料より)
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