住野よるのベストセラー小説を映画化
教師の滋賀春樹は、取り壊しになる図書館の蔵書の整理を担当することに。同じ図書委員だった山内桜良のことを思い出す。高校時代のある日、春樹は偶然に桜良が書いている日記「共病文庫」を拾い、桜良が膵臓の病気で余命宣告されていることを知ってしまう。病気のことを友人たちに隠していた桜良は、その日から春樹を「仲良しくん」と呼んで一緒に過ごすようになり、誰にも心を開かずに過ごしていた春樹の毎日が変わり始める…。
小説投稿サイトで話題を呼んだことがきっかけで出版されることとなり多くの賞を受賞した住野よるの話題の小説「君の膵臓をたべたい」。実写映画となった本作では、小栗旬演じる大人になった春樹が高校時代を回想する形で、膵臓の病気を抱える少女・桜良と、本だけを友達として孤独に過ごしていた少年・春樹の物語が描かれる。高校時代の桜良を演じる浜辺美波が見せる強さと弱さをにじませた笑顔がとても美しい。高校時代の春樹を演じる北村匠海も、奔放な少女に振り回されて成長していく少年を好演している。恋とも愛ともつかぬ二人の友情を彩る光あふれる図書館での宝探しのシーンなど、心に残る映像も満載だ。『君と100回目の恋』の月川翔が監督を務めている。
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