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美術館を手玉にとった男

30年間、美術館に贋作を寄付し続けた男


美術館を手玉にとった男
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美術館を手玉にとった男

※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ストーリー

美術館を手玉にとった男

2011年、アメリカの美術館に展示されていた多くの絵画が贋作である事が発覚。それらはマーク・ランディスという男が“慈善活動”で寄贈していたものだった。そのジャンルは幅広く、特定の作家ではなく、15世紀のイコンからピカソ、シュルツなどのマンガ作家、リンカーンの文書にいたるまでさまざま。しかしすべて“寄付”なので、犯罪に問う事はできなかった。カメラはランディス、そしてランディスを追い続けている男の姿を映し出す。


解説

「アメリカ中の美術館を騙した贋作作家」と言うと、どんな人間をイージするだろう。贋作を売ったお金で優雅な暮らしをしている? それとも画家として認められなかった事から世間に復讐する男? カメラが映し出す贋作家ランディスは、そんな先入観をあっさり裏切る。「相当絵の勉強をしたのだろう」と思いがちだが、彼は独学で絵の技術を覚え、大型画材店で普通に売っている画材を使う。そしてまず、自分では悪い事をしているとは思っていない。一見コワオモテのランディスだが、出てくる声はか細く、柔和だ。友達はいないが人間嫌いではない。統合失調症や行動障害と診断され、社会に疎外感を持っていたランディスにとっては、これは“使命”だったのだろう。カメラはランディスの行為の理由のヒントを、我々に見せてくれる。


公開日2015年11月21日よりユーロスペースほか全国にて順次公開
配給トレノバ
制作国アメリカ (2014)
ジャンルドキュメンタリー 
公式サイト
スタッフ監督:サム・カルマン/ジェニファー・グラウスマン
共同監督:マーク・ベッカー
出演:マーク・ランディス/マシュー・レイニンガー/アーロン・コーワン/ジョン・ギャッパー
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