ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)
街を疾走する犬たちが圧巻。少女と犬の物語
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。
ストーリー

13歳の少女リリは、母親の長期出張の間、離婚した父親のもとに預けられた。父ダニエルは大学教授の仕事も辞めて、今は食肉工場で働いている。そんなリリの心の拠りどころは、飼い犬のハーゲンだった。しかしある日、ダニエルはリリの反抗的な態度に怒り、ハーゲンを遠くへ置き去りにしてしまう。野良犬となったハーゲンは、やがて拾われた先で闘犬として訓練されていく。一方、リリはハーゲンを探して町をさまよっていた…。
解説
カンヌ国際映画祭で、「ある視点」部門グランプリとパルムドッグ賞を獲った話題作。ただし、孤独な少女とその愛犬の感動物語と思って見ていると、途中で面食らうだろう。路上に捨てられた犬のハーゲンが、闘犬として訓練(虐待に近い)されたり、収容所に連れて行かれたりする中盤は、犬好きには辛いシーンが続く。しかしその後すぐに、少女との感動的な再会が待っている訳ではない。ハーゲンは人間への怒りを覚え、収容所の犬たちを連れて脱走するのだ。町を駆け抜けていく200匹近い犬たちの姿はこの映画最大の見せ場である。しかも犬たちは、人に牙をむいて反抗するのだ。終盤に向かって映画は寓話的色彩を帯びていくが、観終って気づくのは、この犬たちが実は移民や格差のメタファーにもとれる事だ。
公開日 | 2015年11月21日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて |
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配給 | シンカ |
制作国 | ハンガリー=ドイツ=スウェーデン (2014) |
ジャンル | ドラマ |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
スタッフ | 監督:コーネル・ムンドルッツォ 出演:ジョーフィア・プショッタ/シャーンドル・ジョーテール |
映倫規定 | ![]() |
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