サラエヴォの銃声
ホテルを舞台に現在の欧州の問題を描く
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。
ストーリー

第一次世界大戦のきっかけとなったサラエヴォ事件から100年。その記念式典に出席するためにホテルにVIPが到着し、支配人が出迎える。一方、ホテルの屋上では、戦争と暗殺者プリンツィプについてジャーナリストがインタビューをしていた。ホテルの裏側では、従業員がストライキを計画している。VIPは部屋に閉じこもり、演説の練習に余念がない。屋上では、今度は暗殺者と同じ名前の男がインタビューに応じていた…。
解説
長編監督デビュー作『ノーマンズ・ランド』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した、名匠ダニス・タノヴィッチ。今回は故郷ボスニアの首都サラエヴォに戻り、100年前のサラエヴォ事件、そして20年前に起きたボスニア内戦の問題をクロスさせながら、平和の裏に今も続く民族間の緊張を描く。同じ国に住みながら、近親憎悪にも近い憎しみを抱くボシュニャク人、セルビア人、クロアチア人。人々はなぜ愚かな行為を繰り返すのか。「ヨーロッパ」という名のホテルで、映画内時間と実際の時間をシンクロさせた緊張の85分間。物語は社会問題とサスペンスを積み重ねて、再び一発の銃声へと向かっていく。第66回ベルリン映画祭で銀熊賞を受賞したのは、これが今も解決ができない問題だからだろう。
公開日 | 2017年3月25日より新宿シネマカリテにて |
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配給 | ビターズ・エンド |
制作国 | フランス=ボスニア・ヘルツェゴビナ (2016) |
ジャンル | スリラー/サスペンス ドラマ |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
スタッフ | 監督・脚本:ダニス・タノヴィッチ 原案:ベルナール=アンリ・レヴィ 出演:スネジャナ・ヴィドヴィッチ/イズディン・バイロヴィッチ/ヴェドラナ・セクサン/ムハメド・ハジョヴィッチ |
映倫規定 | ![]() |
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