ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
政府が隠していた文書を暴く経緯を描いた実話
※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。
ストーリー

1971年、ベトナム戦争が泥沼化している頃、国防総省(ペンタゴン)が長年にわたってベトナム戦争について調査していた膨大な書類が流出する。「アメリカはベトナムに勝利できない」という調査結果を知りながら、政府はそれを公表しなかったのだ。その文書の一部がニューヨークタイムズにリークされるが、政府はそれを強硬に差し止める。その頃、ワシントンポストの編集主幹であるベンは、その文書を入手して公表しようと奔走していた。社内でも反対が多い中、ポストのトップであるキャサリンは、掲載か政府への譲歩か、決断を迫られる。
解説
「報道の自由」や「政府の規制」が日本でも問われるこの頃、非常にタイムリーな映画だ。行政のトップが国民に嘘をついているのが発覚した時、それに立ち向かうか言いなりになるか、マスコミが選択を迫られる話だからだ。これはもちろん実話で、政府はベトナム戦争に勝つ見込みがないことを知りながら、国民を戦場に送り込んでいた。問題はそれがただ暴露されただけでなく、その新聞社の暴露記事に政府が圧力をかけていたことだろう。『ブリッジ・オブ・スパイ』に引き続きトム・ハンクスとタッグを組んだ監督のスピルバーグは、現在のトランプ政権に危機感を感じて、この作品を作ったのだろう。驚異的な早撮りでこの作品を仕上げた。社会派作品だが、エンタメとしても手を抜かないのがスピルバーグ。人間ドラマとしても楽しめる。また、ますます磨きがかかっているメリル・ストリープの演技も素晴らしい。
公開日 | 2018年3月30日より全国にて |
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配給 | 東宝東和 |
制作国 | アメリカ (2017) |
ジャンル | ドラマ |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
スタッフ | 監督:スティーヴン・スピルバーグ 出演:メリル・ストリープ/トム・ハンクス/サラ・ポールソン/ボブ・オデンカーク/トレイシー・レッツ/ブラッドリー・ウィット・フォード/ブルース・グリーンウッド |
映倫規定 | ![]() |
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